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残念ながら可決が濃厚のようです

 子どもの登場人物による露骨な性行為が描かれた漫画などの販売・レンタルを規制する東京都青少年健全育成条例改正案について、都議会総務委員会で13日午後、採決が行われ、賛成多数で可決された。

 15日に開かれる本会議で可決・成立する見通し。
読売オンラインより。)


上記のとおりです。確かに年齢指定のない全年齢図書にふさわしく無いのではないかと思えるような表現を含む作品が無いわけではないのです。しかしその成立過程に問題があるのではないかと思います。反対意見を黙殺する賛成派の姿勢がおかしいと。

すでにご存じの方も多いと思いますがこちらを。




漫画家・ちばてつやさん:「この法案が出ると、もしかして通ってしまったら、
この漫画やアニメーションの文化は非常にしぼんでしまうことをすごく心配しています」
 漫画家・秋本治さん:「マージャンとか、そういう賭けごとはいけない。
『あ、じゃあ賭けごとはやめよう』。そうなってくると、どんどん両さんが普通の生活するようになっちゃう」
 「あしたのジョー」で知られるちばてつやさんや「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の秋本治さんら、
漫画原作者や出版関係者は「漫画家の創作活動の萎縮効果になることは明白だ」などと反対の声を上げました。
漫画やアニメの規制をめぐっては、過激な性表現を含む作品を18歳未満の青少年に見せないように
規制する条例の改正案が、6月の都議会で一度、否決されています。

都は反対派の意見を受け、規制対象を明確にした改正案を30日から始まる都議会の本会議に改めて提出する予定です。

 石原慎太郎都知事:
「夫婦の性生活みたいなのを漫画に描くことが子供たちに無害だっていうなら、バカだね、そいつら。
『頭冷やしてこい』と言っといてくれ」




この報道はニコニコ動画にもアップされています。


また僕は現場の人間ではない一消費者にすぎませんが漫画家の方は全年齢向けの作品を書く際はかなり気を使って書いているのだそうです。そう言った出版社側の努力を無視するかのようにも捉えられかねないこの法案。あなたはどう考えますか?

先日このような書き込みを目にしました。
“昔、筒井康隆の作品に影響をうけて、高校生がおじいちゃんを殺したという事件がありました。本人が「筒井作品に影響をうけて」と、はっきり言っちゃったんですよ。 あの時の筒井康隆は偉かったよね。 「文学とはそういうものだ」ってはっきりと言い切ったんです。
文学というのは人の心を立派にするようなものではなくて、人の心を下品にしたり、殺人者を生んだりする毒である。毒であるからこそ素晴らしいのだ。この世の中にはない「毒」がつくれるからこその文学である。 だから俺は「俺の作品で人殺しが出た」ということを誇りにはしないが、隠そうとも思わない。”


「文学とはそういうものだ」。前後の文脈は存じ上げませんがこうまで言い切ってしまうことに対して僕は全面的に肯定することはできません。
しかし自身の創作活動にものすごい矜持があったのでしょうね。
そして小説文学にはこのような側面があるにもかかわらずその存在は否定されず、漫画やアニメーションのみがやり玉に挙げられることに違和感を感じずには居られません。

確かに文章と絵のどちらが性的興奮を生み出すかについては後者を選びますが、新聞と電波メディアにかかる表現の自由の規制強度の差の問題においても挙げられる衝撃度という観点も無視できません。
テレビは動画による情報の提供ということで衝撃力が強いとされてきましたが、人の心により長く残るのは活字媒体なのではないかという意見です。テレビというメディアは刹那的な衝撃力は強いものがあるが持続性の面では活字媒体に軍配が上がるのではないかと。
これをそのまま漫画と文学作品(僕は漫画も文化・文学であると考えていますが社会一般の理解に基づき、またリッ弁性の観点からも今回は別個のものとして扱います)の関係性に準用することは出来ないとは思いますが、僕が言いたいのは漫画やアニメだけが目の敵にされる現状はおかしいと言っているのです。
まあ漫画やアニメの持つ影響力の大きさが認められているからこそのものだとは思いますが。


住民によって選出された議員によってこの法案が可決したのならそれは仕方のないことではないか。
自分は都民ではないから関係ない。

そうは思わないでください。ことは重大です。前例が出来れば他の自治体が追従するのは1から成立させるのよりも容易になってしまいます。決して対岸の火事ではないのです。


話題が自分の愛する漫画んび関することだけに感情的になってしまっている部分も大きいと思いますし、何を言っているのか伝わりにくい部分ばかりだと思います。しかしこのことを知って以来書かずにはいられなかったんです

帰着点を見失いそうなのでそろそろ終わります。

最後に先日の記事にもリンクを貼った高河ゆん先生のブログの記事から引用です。




私生活では主婦、高校生の娘を持つ母親です。

わたしは、青少年育成条例に断固反対です。

本来読書の制限は、ひとりずつの成長にあわせて細かくカスタムされるべきものです。
要するに家の中で子供たちと向き合い、顔つきあわせながら、様子を見ながら、親や責任
者が考えればいいことです。
それを条例化するというのは教育の放棄であり、保護者の怠慢だと思います。
何を読むか、見るかというのは、人間の核になっていくことです。その過程で選択肢を減ら
し、規制する条例には絶対反対です。
性的に過激な表現を、受け入れるのも拒絶するのも自由であって欲しいのです。

作者や出版社の自主規制は必要だと思っています。
18禁表示や販売店でのゾーニングの徹底、描いている側のポルノグラフィであるという自
覚、そういったことをしっかりやっていかないと、見たくない人・見せたくない人たちの納得
を得られないでしょう。


(略)

わたしは、マンガがすごく好きです。
描くのも、読むのも好きです。
嫌いなマンガもあります。
個人的に、これは別になくてもいいんじゃね?と思うマンガだっていっぱいあります。
好みかたよってるから。
でも、それはわたしがそう思うだけで、どこかにはわたしの嫌いな作品を神!って思う
人だって絶対いるはずなんです。
作品そのものの存在を消すことは、しちゃいけないんだと思っています。
性的な作品が青少年に悪影響をもたらす、なんて、ナンセンスです。
もちろん影響はあると思う、マンガにはそれだけの力があるから。
だけどそのことだけで人間が凶悪な行為に及ぶなんて言うのは、ナンセンスだと思います。
そうなるには、たぶん複合的な、たくさんの理由や原因がある。
いや、たくさんの中のひとつなんだから仕方ないじゃんとか、どうでもいいじゃん、てこと
ではありません。
全てについて、考えていかなくちゃいけないと思います。

時間がなかったり、相手も強硬だったり、すると、
どうもこちらも極端な意見にならざるを得ないかんじが、とてもイヤです。
「条例には反対です」って、紋切り型になってしまうのですが。

本当は、「反対です!」とか言うより、
「自由を応援しています!」とか言いたいのです。





熱いものを持ちながら冷静さを失わない。見習いたいなと思いました。特に最後の二行に先生の思いが凝縮されていると思います。
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コメント

よもや…。
初めまして、アサルトと申します。
『ZAOD』をきっかけに、少し前からブログを拝見させて頂いてます。

件の『東京都青少年健全育成条例改正案』、可決されたんですね。
まだ本決まりではないようですが、ショックです。
「まさかこんなものが成立する訳ない」と無関心でいたのですが……。

なんというか、可決に賛成している人間の理解の無さに悲しくなります。

では、失礼します。
レス
アサルトさん

初めまして。そしていらっしゃいませ!
僕も時々アサルトさんのブログにはお邪魔させて頂いております(^ω^)

世の中の「先生方」は漫画を見下している人が多いですから。
本決まりは今日ですがどうなったのでしょう?
決まってしまったらそのことを嘆くよりも今後の動向を見守って行くことが大切だと思います。恣意的な判別がなされたと感じた時はいつでも立ち上がれる様に。

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